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DRIVEN NEWS BACKNUMBER

2004年8月4日(水) <第973号>

                ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
                          【最適設計】
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<人は説得する>
【11】人の身になる(原則8)
賢明な人間は相手を理解しようと努めます。
相手の考え、行動にはそれぞれ、相当の理由があるはずだからです。

次に、その理由を探し出します。
そうすれば、相手の行動、さらには相手の性格に対する鍵まで握ることができます。

ほんとうに相手の身になってみることです。
「もし自分が相手だったら、果たしてどう感じ、どう反応するのだろうか」と自問自答してみます。

これをやると、腹を立てて時間を浪費するのがばかばかしくなります。原因に興味を持てば、
結果にも同情が持てるようになります。おまけに、人の扱い方も一段とうまくなります。

人を扱う秘訣は、相手の立場に同情し、たとえばそれをよく理解することです。その働きぶりを
一言でもほめてやれば、どんなに喜ぶことでしょうか。

自分の意見を述べるだけではなく、相手の意見をも尊重するところから話し合います。
まず、話し合いの目的、方向をはっきりさせて、相手の身になって話を進め、相手の意見を受け
入れて行けば、こちらの意見も相手は受け入れます。

他人にものを頼もうとする時には、まず目を閉じて、相手の立場から物事をよく考えてみましょう。「どうすれば、相手はそれをやりたくなるのだろうか」と考えてみるのです。

「私は人と面接する場合には、あらかじめこちらのいうべきことを十分に考え、それに対して相手が何と答えるか、はっきりと見当がつくまでは、相手の家の前を2時間でも3時間でも行ったり来たりして、中には入りません。」

こういう人もいます。
 

<バックナンバー>
【01】誤った思い込み(その1)
【02】誤った思い込み(その2)
【03】誤った思い込み(その3)
【04】誤った思い込み(その4)
【05】強みの研究(コーチの場合)
【06】強みの研究(看護婦の場合)
【07】強みの研究(立派な教師の場合)
【08】強みの研究(ランナーの場合)
【09】強みの成果
【10】対人関係スキル
【11】こころの知能指数(EQ)
【12】職務による感情のコンピテンシー
【13】強みとは何か
【14】強みと優位性(を区別する)
【15】自らの道を突き進む
【16】自分の強みに気づく
【17】強みに「どっぷりと」つかる
【18】強みの理論
【19】弱点を見つける
【20】弱点を見つける(その2)
【21】人とのつながりが強みを育てる
【22】人間関係と企業業績
【23】人間関係をうまく維持するための9原則(原則1)
【24】人間関係をうまく維持するための9原則(原則2)
【25】人間関係をうまく維持するための9原則(原則3)
【26】人間関係をうまく維持するための9原則(原則4)
【27】人間関係をうまく維持するための9原則(原則5)
【28】人間関係をうまく維持するための9原則(原則6)
【29】人間関係をうまく維持するための9原則(原則7)
【30】人間関係をうまく維持するための9原則(原則8)
【31】人間関係をうまく維持するための9原則(原則9)
【32】強みを活かす「触媒」とは何か
【33】ミッションとは何か
【34】適切な期待をかける

                   ■ウサギが得意なのは走ること■
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                     <祝福する/祝福される>
○ すぐれた仕事をどう認めるか
私たちは、何らかの記念日から始まって会社での昇進に至るまで、とにかく自分にとって特別な何かがあるとき、だれでもそれを祝福してほしいと思っています。

いま企業と教育の分野で「祝福する」ということが如何に無視されているか、ご存じですか。

「祝福する」とは、自分自身の強み、そして同時に他の人の強みを刺激する触媒です。

そこであなたにお願いがあります。

とにかく最後まで周りの人たちをよく観察してください。
人は祝福されると本当の魔法が起こります。また、個人のパフォーマンスはうまくいった仕事が
祝福されると一気に向上します。

自分が適切に評価されていると感じている従業員は、6ヶ月後には従業員の意識が変わっただけではなく、業績にも変化が現れました。能率と生産性が、直接これらに対策を施したわけでもないのに、従業員の評価がよくなるにつれて劇的に向上しました。

○ 祝福にはさまざまな表情がある
● 話す/話しかけられる
人が人に話しかけるという単純な行為が相手の存在を認めることの第一歩です。
企業の従業員の定着率は、新しい職場についた最初の何時間かのうちに、
その存在が認められて名前で呼ばれた場合に劇的によくなります。
(人は自分が周りから認知され理解されている場所に行きたがります。)

● 見つめる/見つめられる
見つめることによって、自分の頭の中に、人がとっている行動の写真が描けます。相手を見つめることは認知と理解の1つの形です。見つめることは楽しい経験で、それ自体がお互いの理解や感謝を示し、見られている人の強みを一層刺激します。

● 書き留める/書かれる
多くの人にとって、文字に書かれた言葉には話し言葉に勝る評価と力があります。その方が表現力にすぐれているからです。

「あなたのバケツへの一滴」
水滴のような形をしたカードに建設的なコメントを書いて仕事仲間に渡して、その仕事や行動を
称えるようにします。そして、建設的なコメントは「バケツにたまる」です。これは仲間にとってお互いに称え合うための生き方の術になります。
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                - 【35】成功するための処方箋 -(ステップ1) 
     ……………………………………………………………………………………… 
○ 適切な期待は強みから生まれる
適切な期待の対象は個人の内面から外へ(実際の態度)に向かいます。自分の強みをよく理解している場合には、それらを活用して自分自身の期待に十分応えられます。

先ずは、自分自身の「強み」が何であるかをテストします。6問すべてが「イエス」なら強みを育てています。「イエス」が3つ以下なら「強み」を育てていないことになります。

● あなたはどんなときでも強みの活かし方がわかっていますか。
● あなたは自分の強みを実践するたびに、それに磨きをかけられますか。
● あなたは強みをうまく発揮できるということが、自分自身わかっていますか。
● あなたは強みを発揮したとき、他の人は拍手をしてくれますか。
● あなたは強みを発揮することで、それなりの報酬がありますか。
● あなたは強みを発揮したとき、誇りや喜びを感じますか。

「できる人(強みを持ったひと」よりも「したい人(幻想を抱いているひと)」が多いのです。

あなたの強みは本物ですか、それとも幻想ですか。

次に、自分が間違った期待に応えようとしているかどうか判断します。3問すべてが「ノー」なら、
あなたの強みは幻想です。

● あなたは成功を表す飾り物はありますか。その裏付けは何ですか。
● あなたは自分の目標を達成するために、目下のところ何か1つ実行していますか。
● あなたはある分野のABCを学習しましたが、進歩がありましたか。

自分が幻想を抱いていることを認めるのはつらいことです。
幻想をやっとのことで認めると、何ヶ月の間は失うものがあるために苦しみますが、
自分の本当の強みを武器にして新しい道に踏み出せば、その人生は以前よりも
満足のいくものになります。


「問い合せをする・質問がある」方はこちらから● 

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