2005年9月22日（木） <第1265号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「手紙を書こうよ」(第24回)

　　　　　　　　　　　　　 −　文書によるコミュニケーションは人格を高める　−


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　　　　　　　　　　　　　-　【24】不足料金の送金を知らせる　本の代金として　-
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送金の情報を細かく伝えます。

まずは送金したことを知らせます。

次に遅れたことを詫びます。

最後に送金方法を示して前向きに結びます。

＜本文＞
本日、彩国銀行を通じまして、3月26日付貴信にてご指摘のありました不足料金2300円の支払い手続きをとりました。ちょっとした手違いから遅くなってしまいましたが、ご迷惑をおかけしたのではないかと案じています。

2300円の送金は文書扱いにいたしましたので、まもなく届くと存じます。

＜私見・所見＞
直接海外の書店に本を注文したところ、同封の小切手では料金が不足であるという知らせがきました。これはその不足分に対する送金通知の手紙。

何に対するいくらの金額をどこの銀行から何扱いで送金したかの情報を盛り込み、遅れたことについて簡単に詫びている事務的な手紙です。


＜バックナンバー＞
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
【08】「乗り気なので話を進めたい」
【09】「製品について詳しい情報を求める」
【10】「見積り依頼に対し一部のみ見積ることを伝える」
【11】「期日を示して急ぎの注文をする」
【12】「代金先払いで注文を受ける」
【13】「値上げ要求を受け入れる」
【14】「契約条件の変更要求を相手方本社に念押しする」
【15】「支払い延期を願う」
【16】「支払いの督促(1)」
【17】「重複した督促に対し、支払い済みであることを伝える」
【18】「品物の不足を知らせる」
【19】「返品および代金払戻し要求を退ける」
【20】「未払いを詫び直ちに送金したことを伝える」
【21】「紹介者への報告　取引関係が不成立だったことを知らせる」
【22】「紹介者への中間報告(1)　被紹介者から連絡を受けて」
【23】「依頼に応えて資料を送る(1)　簡潔に」

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