2005年9月5日（月） <第1248号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「手紙を書こうよ」(第16回)

　　　　　　　　　　　　　 −　文書によるコミュニケーションは人格を高める　−


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-　【16】支払いの督促(1)　-
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信用ある相手なら控えめな督促で効果十分です。

まずは未払いがあることを知らせ、処理を要求します。

次にすみやかに処理してもらうために協力的な申し出をします。

最後に「よろしく」で結びます。

＜本文＞
弊社経理部の記録によると、ABC(御社)は、2005年1月より120万円が未払いとなっております。
そちらの記録とご照合下さるようお願いいたします。

ご不明の点は遠慮なくお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

＜私見・所見＞
取引きをスムーズに続けていくためには、先方の気持ちを害さないように督促すること。

先方の単なるケアレスミスということもあるのだから、最初から強硬な姿勢に出ないで、
間接的な表現でやんわりと督促しています。

いきすぎた督促は逆効果です。


＜バックナンバー＞
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
【08】「乗り気なので話を進めたい」
【09】「製品について詳しい情報を求める」
【10】「見積り依頼に対し一部のみ見積ることを伝える」
【11】「期日を示して急ぎの注文をする」
【12】「代金先払いで注文を受ける」
【13】「値上げ要求を受け入れる」
【14】「契約条件の変更要求を相手方本社に念押しする」
【15】「支払い延期を願う」

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