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2006年10月23日(月) <第1661号>

                         ■労働・経営■

     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               - 【275】2005年度の概算医療費が過去最高に -
     ………………………………………………………………………………………
○過去最高の32兆4,000億円
厚生労働省は、2005年度の医療費の動向をまとめ、中央社会保険医療協議会に報告し、その結果を発表しました。概算医療費の総額は、前年度比3.1%(9,700億円)増の32兆4,000億円となり、過去最高を記録しました。

○「概算医療費」とは
概算医療費は、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会等)が審査した分の医療費であり、医療費全体を示す国民医療費の約98%を占めています。なお、概算医療費には労災医療費などは含まれていません。

○高齢者の医療費が増加傾向
1人当たりの医療費は前年度比3.1%(8,000円)増の25万4,000円でした。なお、サラリーマンの医療費が13万円であったのに対し、70歳以上の人の医療費は75万5,000円でした。高齢者はサラリーマンの約6倍の医療費を使っていることを示しており、高齢者の医療費が全体の医療費の額を押し上げています。

○その他の調査結果
診療科別では、外科が1.0%減、小児科が0.3%減、整形外科が5.0%増、眼科は4.0%増となりました。患者が医療機関を受診した延べ日数は0.3%減りましたが、1日当たりの医療費は3.4%(400円)増えています。これは、医療技術の高度化が大きな要因と考えられます。

○概算医療費の今後の動向
概算医療費は、2003年度から前年度比で増加しており、技術の高度化などの問題もあり、すぐに減少となるのは難しいと考えられています。しかし、2006年度は、医療機関に支払う診療報酬がマイナス改定されるため、厚生労働省は、「少なくとも増加のペースは鈍るはず」とみています。

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