|   2006年1月5日(木) <第1370号>
 
  2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」 
 − あなたも12週間でリーダーになれる! −
 
 「運の悪い人は、運の悪い人と出会ってつながりあっていく。 心根の清らかな人は、心根の清らかな人とつながり合っていく。 どんな人に出会うかはその人の"命の器"次第なのだ」
 (宮本輝氏 「夢見通りの人々」)
 
 「真に成功する人ほど『成功者』らしい振る舞いをしませんでした。逆に一時的な成功で終わる人は、いかにも究極の成功者であるかのごとく振る舞いました」
 
 結局、自分が成功したと感じたとき人間の成長は止まる、ということでした。
 
 「自慢は知恵の行き止まり」という言葉がありますが、自己満足に陥ったとき、人間の進歩は止まりました。生きているかぎり究極の成功などないのであり、同様に企業にも究極のゴールなどあるはずがないのでした。
 
 そこにあるのは唯一<強力なリーダーシップ>でした。最高経営責任者(CEO)はしっかりしたビジョンを持ち、他の人達はそれを取り入れました。またCEOはあらゆるレベルの従業員と頻繁に対話(交流)していました。
 
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 - 【04】】何であっても「ありがとう」と言おう -
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 − 一日一言『ありがとう』と言いましょう −
 
 何が何でも、「ありがとう」と言いましょう。
 
 人から親切にしてもらったときは「ありがとう」
 援助の手を差しのべてもらったときにも「ありがとう」
 何かをもらったときにも「ありがとう」
 
 しかし、この「ありがとう」の一言が出ないのでした。
 後になって、「悪いことをしたなあ」と反省はしますが、後味が悪かったのでした。
 
 帰りの電車の中や家に帰っても、
 「ありがとう」の一言が言えなかったことを悔やむ人が多いのでした。
 
 一方的な「善意の押しつけ」やこちらの事情をまったく考慮に入れない
 「ありがた迷惑」に遭遇したときも「ありがとう」と言いましょう。
 
 結果を問わず、相手が自分のためにやってくれたという気持ちがわかったので、
 笑顔で「ありがとう」と言いました。
 
 そう、何が何でも「ありがとう」と言いました。
 
 <バックナンバー>
 【00】「今日一日は人を幸せにしよう」
 【01】「心の機敏を知ろう」
 【02】「言い争いを避けよう」
 【03】「自分の弱さに気づこう」
 
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