2004年2月22日（日） <第809号>

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＜バックナンバー＞
【01】キャリアとは
【02】エンプロイアビリティ
【03】】問題解決能力
【04】】「人的資本論」
【05】】視野、視座、視点

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■キャリア・コンサルタント■
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キャリア・コンサルタントは、カウンセリングスキルを活用して、
相談者のニーズや問題を聴き、この人とならと思える信頼関係を築くことが大切です。

○統計調査別公表データ

○「ミスマッチ解消のための緊急対応策」

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　　 　　　　　　　　　　-　【06】キャリア・コンサルタントに必要とされる能力　-
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１　適格な情報収集と基礎知識の活用能力
　労働市場や職業情報、その背景となる経済の知識を持ち活用する能力

２　カウンセリングスキル
　さまざまなニーズを把握し、固有の職業能力を引き出す

３　プログラム開発と実行
　相談者ごとにキャリア発達プログラムを開発し運営する

４　専門機関、専門家とのネッワーク、コンサルテーション　
　状況に応じた必要な専門機関、専門家と連携し調整を行う

５　アセスメント能力
　各種テストを実施し、相談者自らの適性、能力などを評価・査定する

６　秘密保持などの任務範囲認識
　秘密保持ができ、任務の範囲認識を持つ

７　総括的なマネジメント、問題解決能力
　１〜６を実行するための総合的な能力を実行する

　戦後半世紀近くに及んだ高度経済成長時代は終わり、1990年代に入り日本は「空白の10年」と称される経済不振に喘いでいます。

　終身雇用や年功賃金に代表される、企業が事実上の人生保障、社会保障の役割を務めた時代は終わったのです。
　
　今、組織と個人の関係が根本的に見直されようとしています。キャリア・コンサルテタントはこのような時代背景から求められた資格です。精神的にも経済的にも自立した個人として強く生き抜くための能力開発や適性判断などのための総合的な能力が必要です。

　「７つの条件」は、多様化する一方の職場環境や個人の能力適性に迅速に対応し、正確に判断を下すための必須条件なのです。

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