|   2009年12月11日(金) <第2359号>
 − Aの囁きを聴く −
 
 部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
 上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
 
 581.日本の製造業はバブル崩壊後
 3つの過剰−「過剰設備」「余剰人員」「過剰品質」−の削減に全力を挙げてきた。
 しかし、削減の過程で削ってはならないものまで失った。
 それは、生産現場の士気と安定操業へのこだわりだった。
 
 582.相手を負かす戦争ではなく
 自社の利益を上げる事業では、負けないことが勝利なのだ
 商売や事業は、向こう見ずなやる気だけでは負けてしまう。
 どうしてか、それは競争相手や取引相手も、自分の利益を目指しているからだ。
 商談相手に騙されないためには、相手の狙いを把握することが必要。
 そして、自分に本当に必要なことを把握していれば、無謀な事業や無駄な出費を
 避けることができる。
 
 583.何か目標が定まれば、そのために色々な道筋があるはず
 一つの道が閉ざされても、別の道が見つかるかもしれない。
 目的を定め、様々な方法を工夫してみることが、人と事業の裾野を広げる道ではないか。
 
 584.リストラ不安や不景気による世帯収入の減収で
 副業による追加収入を必要とする人もいるが、
 活力のある現役50代のうちに定年後も続けられる仕事を見つけ、
 いまその準備を副業をしながら進めている人もいる。
 
 585.効率的な備えとは何か?
 平時の備えがいざというときものをいう。
 でも、いつもいつも、そんな重装備をしていても仕方がない。
 会社経営の場合には、不況の時にも仕事を打ち切られないよう、信頼される仕事をすること。
 経営難でも社員が辞めないよう、良い職場を築くこと。
 どれもこれも特別なことではない。
 普段からするべき仕事をしっかりする、これが大事なのである。
 
 − 明日(12/12)は『586.顧客のニーズをさぐり、少しでも時代の先を読んでいく姿勢が』 −
 
 
 <バックナンバー>
 581.日本の製造業はバブル崩壊後
 582.相手を負かす戦争ではなく
 583.何か目標が定まれば、そのために色々な道筋があるはず
 584.リストラ不安や不景気による世帯収入の減収で
 585.効率的な備えとは何か?
 ← Prev   News Index   Next→ 
 |