2009年3月10日(火) <第2085号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
生産性(プロダクティビティ)とは、インプットしたもの(たとえば材料費、人件費、設備等)に対して
どのくらいアウトプット(製品、サービス等)があったのか、ということを測るための指標です。
06.部下の生産性向上のための業績評価
業績評価とは、リーダーが部下の職務遂行能力をオンゴーイング(現在進行形)で評価することです。
(1)部下の業績評価
業績評価はリーダーの最も重要な職能のひとつです。
リーダーは日常的に部下の職務遂行能力をフィードバックしなければなりません。
その際、360度フィードバックは有効です。
業績評価が適正に行われていると、欠勤、退職が減少し、モラルや生産性が向上します。
部下の職務遂行能力は、2つの観点から評価される必要があります。
能力開発と業績評価の観点です。
能力開発の観点は、現状の仕事ぶりを踏まえて、将来どのような点を改善すべきかを
判断するために行われます。
もう1つの業績評価の観点とは、過去の業績に対して報奨する、あるいは処罰するために行われるものです。これは、給与や賞与の決定、降格、解雇、昇進等の決定のために使われます。
Q.あなたは、
能力開発の観点から部下の評価を行う場合、どのような点に焦点を当てますか?
− 明日(3/11)は『07.(2)部下の業績評価のための5つのステップ1、2』を掲載します −
<バックナンバー>
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
00.生産性(プロダクティビティ)とは
01.インプット(Input)に対するアウトプット(Output)の割合生産性
02.生産性の測定法
03.生産性を向上させる3つの方法
04.リソースを活用した生産性の向上
05.研修の生産性の向上
06.部下の生産性向上のための業績評価
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