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2006年8月25日(金) <第1602号>

                         ■労働・経営■

     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               - 【263】高齢者市場向けの商品開発が活発に -
     ………………………………………………………………………………………
○「2007年問題」と高齢者市場の拡大
高齢化社会の進展とともに、高齢者市場が活発化し始めています。2007年以降、いわゆる「団塊の世代」が定年を迎え始めるということもあり、中高年層向けの事業を強化する企業が多くなっており、「シルバー市場」や「シニア市場」に向けて様々な商品開発が進んでいます。

○高齢者向け商品の特徴
高齢者向けの商品というと、かつては「高齢者の生活・介護において利便性を高めるモノ」の供給という考え方が主流でしたが、近年では、年齢や障害の有無にかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用することができ、個人差のある人の五感などへ配慮したデザインを意味する「ユニバーサルデザイン」という考え方が主流になりつつあります。この考えは、製造業のみならずサービス業の分野でも取り入れられるようになってきています。

例えば、高齢者が転んで骨折し、寝たきりになるのを予防しようという目的で作られた「ほねガード(衝撃吸収パンツ」(「湘南くらしのUD商品研究室」、ナイガイ共同開発)にもユニバーサルデザインが取り入れられ、着け心地、見た目のよさが飛躍的に向上しました。

○「バリアフリー」の一般化
現在、「バリアフリー」という言葉は一般化しており、関連商品のラインナップも幅広くなりました。また、住居をバリアフリーにするための費用は、介護保険で要介護認定を受けた人は、住宅改修費が20万円まで支給(自己負担1割)されるほか、様々な自治体において介護保険に上乗せして改修費を助成するなどの取り組みが行われています。

○今後さらなる進歩を期待
結局、高齢者にとって使いやすいものは、世代を問わず誰もが使いやすいものということが言え、誰もが暮らしやすい優しい社会の実現のためにも、ユニバーサルデザイン、バリアフリーとともに、ぜひ進歩してほしいものです。

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