2005年2月20日（日） <第1051号>

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　　 　　　 　　　　　　　　　　　　　-　【91】カンタン個人情報保護対策　-
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　今年(2005年)4月1日より、個人情報保護法が完全施行されます。

　そこで、今からできる簡易個人情報保護対策をご紹介します。

　実は、個人情報漏洩の原因の大半が、ケアレス・ミスです。特に、車上荒らし、事務所荒らし、置き忘れ、ＦＡＸ誤送信といった事例が目立っています。

　以下に、これらの対策を述べておきましょう。

○　車上荒らし対策
　わずかの時間であっても、鞄やパソコンを置いたまま、決して車を離れないことです。「わずかの時間だから」、「外から見えないから大丈夫」といった油断は禁物です。

○　事務所荒らし対策
　機械警備をしていても、安心しないことです。

　終業時に事務所の施錠を徹底することは当然ですが、重要書類・帳票・フロッピー等は、鍵のかかるキャビネットや机などに必ず収納してください。

　万一盗難された場合の被害を最小限に食い止めるために、パソコンには起動時パスワードを設定します。フロッピーをパソコンに挿入したままにしておくことは、今後やめてください。

　フロッピーが不要になった場合は、初期化するか、破砕して廃棄するかしてください。保存期間の過ぎた帳票は、シュレッダーにかけて廃棄してください。

○　置き忘れ対策
　鞄やパソコンを手元から離さないことはもちろん、顧客情報などの事務所外への持ち出しを、業務上必要最小限にしておくことです。

　特に、大容量の情報を持ち出すことができるリムーバル・ディスクの使用は禁止すべきでしょう。

○　ＦＡＸ誤送信対策
　よく使う宛先は短縮ダイヤル登録をすることです。また、送信ボタンを押す前に、宛先番号を慎重に再確認しましょう。

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