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2004年7月19日(月) <第957号>

                    弱点に対処するための5つの戦略
      ………………………………………………………………………………………

○ 「脱却する」
○ 「委託契約をする」
○ 「補完的パートナーを作る」
○ 「補助システムを活用する」
○ 「代わりの方法を見つけ出す」

 まずは、弱点を特定します(見つける、発見する)。それから弱点に対処します。

○ 脱却する(戦略1)
 「脱却」とは、自分の不得意なことを認識してやめることです。
 つまり、いつまでもたっても低迷しているような状況から脱け出せという意味です。

 たとえば、
 ・当選できないような選挙には立候補しないことです。
 ・話をまともに聞いてくれない人とは一緒に昼食をとらないことです。
 ・つまらない会議には出席しないことです。
 ・建設的な仕事に回せるはずの時間を無駄に使わないことです。

 どんな行動から脱却できるのかを判断するには
 ・過去6ヶ月間の経験のなかから、楽しくなかったことをすべてリストに書き出します。
 ・そのリストのなかで、まだ終わっていないものを含めて、
  自分の生活に変化をもたらさなかった行動はどれかを特定します。

● 脱却できる行動
 ・連絡を受けたすべての会議に出席すること(を辞める)。
 ・カンファレンスで会った人たちに礼状を出すこと(を辞める)。
 ・あらゆる店舗の開業に顔を出すこと(を辞める)。
 ・セールスの電話の報告に1つ残らず目を通すこと(を辞める)。

 うまくいかないことに執着することは、決して強みを発揮する行動ではありません。
 それは障害となる行動であり、弱点を長続きさせるだけです。

○ 委託契約をする(戦略2)

● 「賢明な委任」
 委託契約をすると、自分の仕事や弱点を、その分野に強みを持つ人や組織に委ねることができます。

 委託契約をすることによって、実際の作業から解放されるだけでなく、それ以前のやり方の副産物である気苦労や罪悪感からも解放できます。

○ 補完的パートナーを作る(戦略3)

● 「1+1=3」

 それぞれに持っている強みを融合させることによって、目標の達成を目指すような関係です。

 究極の「1+1=3」の具体化で、強さが結集できます。

○ 補助システムを活用する(戦略4)
 問題点は「弱点を直せ、克服できるはずだ。助けなど必要ない」ことです。

 その解決方法は「自分の弱点に対処するためには、必要なあらゆる補助システムを取り入れる」のです。

○ 代わりの方法を見つけ出す(戦略5)
 自分の弱点を見定めて、決められた目標を達成するための別のアイデアを試してみます。

 例えば、顧客とは徹底的に議論できるが、自分のパートナーに対してはそれができないときです。こんなときは、いくつか提案を用意し、それをもとに議論を重ねる、さらに提案するという行為のおかげでパートナーとの関係を改善します。

 頭を働かせてこうした道筋を考え出すのは、すべての人が持ち合わせています。

○ 弱点を認めることから生まれる利益(まとめ)

 ひとたび弱点が特定され、戦略でそれを補うことになれば、弱点の持ち主は現実のその弱点から解放されます。

 弱点の存在を認めることは、強みの構築にとって決定的に重要なステップです。

 なぜなら、弱点は私たちの時間とエネルギーを奪い取るからです。自分の強みを発揮することから、あるいは最も得意なことを実践することから生まれる熱情を私たちから奪い取ってしまいます。

 私たちは、弱点に対処することによって、自分の強みが弱点を抑え込み、ついにその影響を取り除けるようになるのです。

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