2002年3月13日（水）<第134号>

<特集>
○三菱マテリアル株式会社< http://www.mmc.co.jp/japanese/top_j.html >
#0　三菱マテリアル　桶川製作所
< http://www.mmc.co.jp/nfac/hpm/okegawa/OHP/seizou/seizou.html >
　桶川製作所(埼玉県桶川市)は一般機械用の銅合金や航空機部品を手掛ける同社の中核生産拠点です。生産する合金は銅、ニッケル、コバルトなど300種類以上に達するそうです。特に桶川製作所が力を入れるのは、鍛造だけで複雑な形の部品を作る「精密鍛造品」です。そのきっかけは宇宙開発事業団のH2Aのロッケトに納入したエンジン部品です。部品の生産コストを下げる方法の一つが、機械による加工をできるだけ減らすことです。桶川製作所にある「恒温鍛造プレス機」はH2Aの主力エンジンのノズルなどを鍛造だけで加工しています。
　鍛造だけで作る精密鍛造品は、顧客が溶接などで再加工する必要がありません。また、素材は溶接する部分の強度が低下する傾向があるようです。価格以上に安全性が求められる航空機部品などでは、鍛造品の方が溶接品より信頼性が高いといわれています。
　尚、隣接する北本製作所(埼玉県北本市)はエアコンの配管などに使う銅管を生産しています。

#1　企業グループ
約390社の関連会社があるそうです。
< http://www.mmc.co.jp/japanese/link/dev.html >
< http://www.matesys.com/index.htm　>

#2　アルミ製ベッセル搭載の高積載アルミズームダンプ
< http://www.mmc.co.jp/japanese/corporate/news/news20000703.html >

#3　「DBA基板」
「金属精錬やセメントで培った素材を扱う技術の融合」
那珂研究センター
< http://www.nsnet.gr.jp/member/commerc/41.html >
「DBA基板」は放熱性の高い回路基板です。熱伝導性の高いセラミックス基板の両面に高純度のアルミニウム板をロウ付けした構造で、絶縁体を持ちながら効率よく熱を外に逃がします。ハイブリッド車や燃料電池車などのインバーター用として製品の供給を始めました。

#4　「CVD-ダイヤモンド膜」
< http://www.mmc.co.jp/japanese/corporate/news/news20001025.html >
次世代半導体の微細なパターンを描く時に使う薄膜では、エックス線による加工ができます。

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info@optworks.co.jp

＜ ピックアップリンク ＞
< http://www.optworks.co.jp/links/index.html >
○株式会社デンソーアイテック< http://www.i-tech.co.jp/ >
(DECCS:Denso Engineering Core Computing System)
※C3P（CAD／CAM／CAE／PDM：TECHNIQUE参照）をシームレスにつなぎ、製品ライフサイクル全般にわたる強力なコンピュータ支援を実現するための統合プラットフォームの略称です。

○カヤバ工業株式会社(製品開発過程にCAEを取り込む)
< http://www.compaq.co.jp/info/qmagazine/User/079_01_user.html >

○東北ムネカタ株式会社(3次元データを製造へ展開する)
< http://www.hzs.co.jp/hitoto_s/no18/no18_munekata.htm >

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