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2007年8月5日(日) <第1946号>

                      あなたはいま幸せですか?

              − 日本という愛してやまない国の先行きを案じる −

いま私たちは本当に幸せなのだろうか?

日本経済の成長や日本国民が豊かになっていく背景には、多くの日本国民が四畳半の部屋に畳があり、丸いちゃぶ台で食事を取っている家族を上から照らしている裸電球。かいがいしく働く母親、家族の大黒柱として働く父親と一緒に食べるささやかな夕食に、子どもたちは小さな幸せの前兆を感じていました。食卓で米や醤油、調味料がなければ、お隣に借りに行かされたが、"秀ちゃん、おたがいさまじゃけーえ"と言って、お醤油さしを渡してくれたおばさんが、私はすばらしく良い人に見えました。

みんなが汗水流して働けば、きっといつかは幸せになれると大人も子ども信じて生きていました。戦後、日本国民は一心不乱に「働けば幸せになれる」目標に向かって走ってきました。そしていま、たしかに豊かになりました、便利にもなりました。若者の二人に一人が大学に進学し、小学生までも携帯電話を持っています。

しかしながら、戦後62年を振り返り、私が放たれ小僧であった昭和30年代を思い出すとき、豊かさの裏側で、ほんとうに大切な日本の文化や伝統、精神が忘れられているのでないか?もしかしたら、豊かさを手に入れたときから、「働くことが生きる証である」という生きる目標(生きがい)を失った若者を生み出す土壌を生み出してしまったのではないか?

豊かさを追い求めることは正しいと思うが、それには人を尊敬することや人を信頼することなどが求めれます。こどもたちに自分たちより豊かになってほしいと願うまえに清貧さを伝える必要が親にはあります。子どもの数だけ子ども部屋を与えることが正しい子育てではないのです。小部屋など与えずに、リビング室で母親が家事をしている姿を横目で見ながら、母親の声がけにいつも自分は見られていると感じながら宿題を解いている環境のほうがずっと学力も上がります。

日本国民は一人では生きていけないのです。「おたがいさま」のように隣近所が助け合い、信頼を寄せ、お年寄りには尊敬の念を忘れないのが日本国民なのです。平穏な日常生活のなかに幸福感を求めてきたのが戦後の日本だと思います。でなければ、あの太平洋戦争で命を落とした多くの日本国民に申し訳ができないのではないか。

いま私たちは本当に幸せなのだろうか?

しばらくは日本国民が自問自答する課題であり、自ら答えを出す時期が迫っているような気がしているのは私をふくめた団塊の世代の背中を見ながら、仕事の納期に、住宅ローンの返済に終われている世代だけでしょうか。

職場では長期不況から立ち直るために会社はリストラを撤退しました。それは避けられない選択だったのでしょうか?リストラは正規社員を減らし雇用形態を多様化させただけではないか。団塊のジュニア世代をフリーター化させたのは誰なのか。もしかしたら、結果的に彼らの親である団塊の世代がそうさせたのではないか、と思うときがあります。

いまの日本を見ていると、物質的には豊かですが、人の命がころほど軽んじられている、心が貧しい国になりつつあります。子どもたちに知らない大人を見たら、走って逃げろと学校では教えます。近所の人に声をかけられた後ずさりする小学生たち。親子がお互いに疑いあい、殺傷する。毎日100人近い人が自殺しています。

いまの日本国民に欠けているのは豊かな情感ではないか?

弱い者いじめをすると閻魔さまに地獄に連れらいかれると本気で思った私は、いま子どもたちの顔から喜怒哀楽の表情が少なくなっている世相を怖いと感じています。

ことしもまた終戦記念日がやっきます。あなたの子どもはいま幸せですか?

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