2005年4月30日（土） <第1120号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「いまも日本人は」(第1回)

いま一時的に日本人の心が利便性に摂りつかれているなかで、日本人の「ＤＮＡ」が忘れられています。

しかしながら、永久的に日本人の体内に宿っているその精神や意識は、いつも日本人の心に常駐しています。

＜日本人が持っているＤＮＡ＞
　○　協調精神
　○　愛社精神
　○　順法精神

　○　帰属意識
　○　仲間意識
　○　運命共同体意識

　○　勤勉
　○　慎み深い
　○　完全主義

さて、あなたは「日本人」とは何か、と聞かれたらどう答えますか。

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┃【01】いまもやさしさがある ■■■■■■■■■■
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日本人はやさしさを持っています。
そのやさしさっていうのは相手のことを、相手がいやだなと思ったことをやらないことです。

日本人はいまも寡黙(無言)です。
日本人は深い感謝の念を感じたとき、だまっても相手に気持ちが通じる、通じなくとも自分の胸にしまっておけば、いいと思っています。

そう、日本人は気持ちをこめればこめるほど、むしろ寡黙(無言)になっていきます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(エッセイスト　大前乃英雄)

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