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2003年8月16日(土) <第619号>

■人の心を動かす言葉■
人を動かすのはお金ではなく、誠意ある態度、真摯な姿勢によって人は動きます。
人を動かすのはお金ではなく、人柄であり、その人の「心」なのです。

あなたはご自分が相手のアイデアを聞く時の姿勢は考えたことがありますか。
腕組みや脚組みをしていませんか。椅子にふんぞり返っていませんか。

相手のアイデアを聞く時は、相手のやや斜め向かいに立ったり座ったりします。
(もっともよくないのは真正面のポジションです)
椅子に深く腰掛けるのではなく、相手のほうにやや乗り出す感じで座り、相手と同じ高さの目線にしできるだけ柔らかな表情をします。相手がしゃべり始めたら、ゆっくりとうなずきながら、
「ふん、ふん」「そうか」「へえー」「面白いねえ」などの相づちをうちます。

話す目的は人を動かすことです。しかし人の本質としては動かされることを嫌います。だから話すということは難しいのです。

【1】<夢を与えることで自分を磨く>
○歓声が僕を押してくれた(スイマー 北島康介選手)

「正直言ってうれしい。歓声で、よいタイムが出たのは分かった。歓声が僕を押してくれたので、このタイムが出たと思う」

スペインのバルセロナで行われた水泳の世界選手権において、男子200メートル平泳ぎ決勝で2分9秒42の世界新記録で優勝し、100メートル平泳ぎと合わせて、2冠を達成しました。日本の競泳選手が個人2種目を制したのは、五輪、世界選手権を通じて初めての快挙です。

この圧倒的な強さの背景には水泳の地位を引き上げたいという強い意識があります。『自分は一生、水の中で生きていく』と語るスイマーにマイナーな競技をメジャーにするという使命感を感じます。

経済的に自立し、競技者としての自分を磨き上げ、スイマーに夢を与えたいとの思いが"世界の北島"を奮い立たせています。

【2】<輝きは言葉から発する>
○何かを信じ、時間と労力を費やしたならば、不可能はない(最年少18歳のプロ競泳男子選手 マイケル・フェルプス)

「心がすべてのカギを握る。何かを信じ、時間と労力を費やしたならば、不可能はない。他が追随できない高みに上ることが出来る」

スペインのバルセロナで行われた水泳の世界選手権において、200メートル個人メドレー決勝で自己の持つ世界記録を1秒48更新する1分56秒04をマークし、200メートルバタフライに続く2冠を獲得しました。

15歳で史上最年少の世界記録をマークしたマイケル・フェルプス(米)。天才肌で努力とは無縁な彼が言うと、嘘ごとに聞こえないから不思議です。

【3】<鬱屈した人生を変える>
○いい人ね、いい人はいいね(『伊豆の踊子』の踊り子)

踊り子は主人公の語り手「私」のことを「いい人ね」、「いい人はいいね」と思ったことをそのまま口にしました。

「私」は「いい人はいいね」と言われ、ただありのままで受け入れられることで、多年の間、「孤児根性」で歪んでいた主人公の「私」は大きく包み込まれ、解放されていきます。踊り子のひとこと、その「ほめ言葉」が「私」のそれまでの厚い自意識の殻を破り、鬱屈した人生を決定的に変えていったのです。

【4】<その気にさせるほめ言葉>
○君は実に綺麗だ(キャバレー王 福富太郎さん)

自分の店で働くホステスの一人一人に、なにげなく、こう言ったそうです。すると必ず、そのホステスは素顔まで綺麗になるそうです。

作家遠藤周作さんは亭主族に女房に「化けてもらいたいなら、化けさす心理にすることだ」といいました。具体的には、福富太郎さんにならって、心ではこのクソ婆と思っても、口だけは『君は綺麗だ』と言うと効果はテキメンだそうです。

※類例
「君以外にはいない」
「君だからこそ」
「君にかけている」
「良いものを持っている」
「本格的にやればすごい」
「期待の星」
「なくてはならない存在」

【5】<敬愛する師をほめる>
○長嶋茂雄のようなオーラを感じる人(若手指揮者 佐渡裕さん)

師、小沢征爾とバーンスタインはどのような人物ですか、という雑誌のインタビューに「小沢先生は、長嶋茂雄のようなオーラを感じる人。バーンスタイン先生は、神様であり、オヤジでもあります」と答えました。

偉大な師の愛とオーラを身に受け、佐渡さんは指揮官を音の料理人にたとえます。「私は最高のカツカレーを作りたい。かつてインドから入ってきたカレーを、日本人が絶品に変えたように、クラシックを日本人の耳に合うよう加工し、そのうえで世界に評価されたいのです」と抱負を語っています。

【6】<甲子園球児をほめる>
○運動感性という言葉がピッタリ(作詞家 阿久悠さん)

「彼のプレーを見ていると、運動神経というより、運動感性という言葉が、ピッタリだと思う」

第82回全国高校野球選手権大会に出場し、決勝戦まで活躍した東海大浦安の浜名翔投手をたたえた「甲子園の詩」から引用です。ほっそりした初々しい少年のような選手のプレーを見ていると、そんな思いも帳消しになりました。

「すぐれた運動能力と感性、そしてもしかして度胸、光る少年を見るのは楽しい」と阿久悠さんは締めくくって浜名選手を賛美しました。

【7】<素質をほめる>
○お前はむいているからなれ(教育実習の現場で担当の教師から言われる)

ある女子大生の心の支えとなった一言です。優等生で来た彼女は、大学の画一的な教育制度の中で、痛みを受けました。

そんな彼女が教育実習に行き、ありのままの自分を受け入れてくれる生徒と担任教師から人と人との関わりを学びました。それは彼女に「こういう先生になりたい」と望む心の転換を促しました。

【8】<医師としての資質をほめる>
○よしいいよ。お前はきっと患者思いのいい医者になるよ(医学部教授 西丸與一さん)

「根底に豊かな人間性を持たない人は、医師になる資格もない」

ハプニングは駐車場で起きました。学生A君は買い換えたばかりの新車のドアを勢いよく開け、コンクリートの塀にぶつけました。彼は恐縮し、車を降りたが、なんと一生懸命コンクリートの塀をなでていたのです。

「いまどき、こんな嬉しい奴もいるもんだなと思った。自分のことはともかく、相手のことをまず考える。」このとき口にした言葉です。

【9】<叱り上手はほめ上手>
○これで赤ちょうちんにでも寄ってよく考えろ(阪急コンツェルン創始者 小林一三さん)

「おまえともあろう者が、あんな間違いをしでかして、それを直せないなら、あの木で首を吊って死んでしまえ」と怒鳴ることがありました。部下を激しく怒った後で、必ず「どうせ死ぬのなら、その前にこれで赤ちょうちんにでも寄って一杯飲んでよく考えろ」といったような慰めの言葉をかけながら、いくばくかの金を握らせたといいます。叱るときは徹底して叱り、そのあとの気配りも忘れないのです。

上に立つ人物は叱り上手はほめ上手でもあるということか。

【10】<高度な芸をほめる>
○飛びきりの芸人になりますなぁ(吉本興業創始者 林正之助さん)

正之助さんの演芸人を見る目は鋭く、将来を見極める目があるから、声をかけて嫌みの一つも言ったり、吠えたりしたのです。笑福亭仁鶴については、吉本の"中興の祖"になると格別の評価をしました。「桂三枝という男はゆくゆくは飛びきりの芸人になりますなぁ。今までの吉本にはなかったタイプです」と語っています。

仁鶴さんも三枝さんもそのとおりになりました。

【11】<大器晩成の人をほめる>
○けいこ場通りにやれば、お前は強い(元横綱三重ノ海 現在の武蔵川親方)

相次ぐけがで低迷していた武双山。そんな弟子にこの言葉を言い聞かせました。
2000年初場所、迷いを感じさせない取り口でトップを守りました。

【12】<逆境の人には自信を植え付ける>
○君が君の弱点とみなしているものこそ、僕たちは期待しているのだ。

君は自分を偽ってはいけない。君の花はそこに咲くのだよ(ある先輩の言葉)
人生に行き詰まり、自分の才能に自信を失いかけている青年(後の童話作家アンデルセン)にとって、このひと言がどれほど若き魂を勇気づけ、鼓舞したか。アンデルセンは、その後、その天分を素晴らしく開花させました。弱点こそ長所という逆転の発想です。

【13】<意欲・能力を引き出す>
○いいね。いいプランだね(ある出版社の編集長)

この編集長、「いいね」が口癖です。編集者が企画を持ってくると、必ず、まず「いいプランだね」と相手の発想をほめます。その後に、「このままじゃ、ちょっと弱いんじゃないかな」と何らかのコメントを付け加えます。で、編集者たちは、自分の企画はあと一歩のところなんだと思い込み、何とかその企画を通そうと、もう一つ突っ込んで考え、前進しようとする意欲をみなぎらせるそうです。

はじめから頭ごなしに、「こんなもの全然ダメだ」と怒鳴って部下を暗い気分にさせるよりも、明るい気分にさせたほうが、部下の能力を引き出せるということか。
※類例
「いい線行っている」
「あと一息」
「期待どおり」
「さすがに君だ」
「君が頼みの綱」

【14】<その気にさせて、注文をつける>
○エースなんだから(読売ジャイアンツ 藤田元司元監督)

監督に就任した直後に桑田真澄投手に会い、こう話しかけました。さらに「君ならできる」と一言必ず言って、「できないヤツにいろいろ注文しても仕方ないだろう。だが桑田君、きみならできるんだ。できるからいろいろ注文するし、教えたいこともある」と、ささやきかけ、桑田投手は気をよくして藤田監督の指導に従い、超一流の投手になりました。

「お前はエースだ・・・先発の柱として働いてもらう。エースなんだから当然、中4日で投げてもらわなきゃあな。それに、いろいろ注文することもある。技術的なこと、フォームの欠点も治して行かなきゃあ。エースなんだから」

【15】<価値に気づかせる>
○なぜ?、チャレンジしなさい。あなたは歴史をつくったのよ(マラソン選手 アヌタ・カツナ選手)

マラソンの弘山晴美選手は、世界歴代9位の記録を出しながら、シドニーオリンピックの代表に入れなかった。アヌタ・カツナ選手(ルーマニア)は「やめたい」と漏らす弘山選手にこう言って励まします。<ここで頑張らないと彼女たちに失礼だ>と、彼女の闘争心が燃え上がり、練習の度にタイムが上がったのです。

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