image image image
image image image

マーケットインテグレーター
ユーザー導入事例集
DRIVEN NEWS
image
image
最適設計掲示板
アンケート集計ページ
事業内容
Links
用語集
コンタクトフォーム
プライバシーポリシー

DRIVEN NEWS BACKNUMBER

2002年10月10日(木) <第309号>

┏━┓         スペシャルレポート(特集) 第一弾
┃■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━┛       「熱設計」-- 放熱・排熱の傾向と対策 --
            〜 ゴールはファン無し製品 〜

          < http://www.a1s.co.jp/thermal/SERVICE.htm >

□熱設計のGoals
○設計者にとってのCAEの現実
 先週は…≫< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/1003_302.html >

1.解析のKnow-howがない
「解析結果から製品の能力を把握し、方案を良否判断する経験(解析ノウハウ)がない。本当は社内で設計部門を後方支援するグループを設けて、そこで解析ノウハウのシステム化を実現したいが、設計者は多忙で経験を積む時間がないのです。」
 (映像・通信機器会社のマネジャー)

2.コミュニケーションギャップがある
「設計者は、操作はできるが、解析のKnow-howがない。解析結果を求めるためのアプローチが分からない。解析技術者(設計者のバックサポート)のリソースを使いたいが、設計者は解らない言葉を喋り、設計の言葉を理解できない解析技術者との間でいつもコミュニケーションギャップがあります。」
 (オプティワークス)

「設計者にとってのCAEとは、短時間に目的に即した精度で結果を得られることだが、 Know-howがないので、こちらの解析テーマとその解析データを持参するので、熱流体解析ソフトのサポートエンジニアにレクチャーしてほしいのです。」
 (電子機器企業のマネジャー)

3.設計で安心して使える流体解析ソフトがない
「近々導入予定です(検討中)。但し、当面は、解析熟練者が使用します。設計で安心して使える流体解析ソフトはありません。流体解析は、熟練者が注意して実施しないと、誤った結果でもそう認識できないことがあります。」
 (空調機器会社の担当者)

4.すぐにはアウトプット(デジタルデータ)が出ない
3次元CADを導入してもすぐにはアウトプット(デジタルデータ)が出ないのが現実です。アウトプットされたデジタルデータをCAEまで流用すると品質向上、コスト削減、納期短縮などの効果が期待出来ます。但し、コスト削減(原価低減)は導入後3年の試行期間を経て、じわじわと遅行効果が現われます。

5. 「トップダウン」ではない
デジタルモックアップの導入ポイントは、すべてにおいて「トップダウン」であることです。ツールの選定やゴールの設定から始まり、デジタルモックアップの対象製品の絞込み、新規製品のプロトタイプの納期、そして、プロジェクト責任者への全権委任なども設計部門のトップ判断が必要です。

6.リーダーがいない
従って、トップには、責任をもってやり遂げるリーダーシップが求められます。

  …≫この続きは、次週木曜日(2002年10月17日)に掲載します。以下は予告です。

□熱設計のScenario
熱流体解析ソフトを使った、自然対流や自然空冷での放熱・排熱のシミュレーションを繰り返し実行します(シミュレーション ・ドリブン・デザイン)。

  …≫以下は・・・乞うご期待ください。

━━━━━━━━
『関連情報サイト』     
━━━━━━━━
凵uデジタルデータの流用」
< http://nde.nikkeibp.co.jp/digi2/wide1.html >

凵uトップダウン」
< http://www6.airnet.ne.jp/yyoneto/manageholder/manage02.html >

image

← Prev   News Index   Next→