2002年3月7日（木）<第130号>

＜特集＞
シャープ　< http://www.sharp.co.jp/ >
-　その1　-

○SCM(サプライチェーン・マネジメント)
ERP(基幹業務システム)(独SAP社)
　シャープは「仕事のやり方を大幅に変更しなければならないため、一足飛びには進まない」、「すべての作業がシームレス(継ぎ目なし)につながるのがERPの武器」であると言っています。
　ERPを導入するとなると、例えば工場で納品伝票をデータ入力する作業はこれまで月に一度でよかったが、毎回、製品を納入した時点で処理します。無線端末を使ったバーコード入力システムの構築など、手作業から自動化への変更作業が不可欠です。
　シャープは2004年度までに商品の平均在庫期間を国内で約18日間、海外で約30日までに圧縮すると言っています。倉庫スペースの削減や、資金回収期間の短縮による金利負担の軽減などで年間100億円以上の経費削減を目指しています。

○パソコン
大和郡山事業所はパソコンの設計・開発から生産まで一貫して手掛けています。
「ムラマサ」< http://www.sharp.co.jp/products/pcmt1h5/ >
　「ムラマサ」とは厚さ16.6ﾐﾘの世界載薄ノート型パソコン。世界で最も薄い薄型ノートの開発とのことです。シャープのモットーは(1)「日本でのモノづくりにこだわる」(2)「中国に打ち勝つ我らが実装技術」(3)「安定志向の強い台湾勢に任せると新しい部品を探さず斬新な製品は生まれない」(4)「それなら世界一の製品を開発しニッチで勝負する」(5)「諸費者に分かりやすい商品を作れ」です。

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info@optworks.co.jp

＜ ピックアップリンク ＞
○クラリアントジャパン株式会社(「SAP」)
< http://www.jpn.hp.com/biz/casebank/cases/clariant/clariant.html >

○テンプスタッフ株式会社(「Oracle」)
< http://www.intel.co.jp/jp/eBusiness/it/case/tempstaff1.htm >

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