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2002年3月1日(金)<第126号>

<特集>
キャノン株式会社< http://canon.jp/top.html >
- その1 -

○事業の再構築
 御手洗 冨士夫(みたらい・ふじお)キャノン社長は「(不採算部門の撤退など)事業の再構築は調子の良い時にやるべきだと痛感した」と言っています。社内の抵抗が強かった不採算部門廃止を貫く支えとなったのは「事業は利益確保のための手段』という信念です。「この事業を命がけでやっている」という幹部には「間違った事業に命をかけてもらっては迷惑だ」と切り返したそうです。
 利益優先の考えも「利益がこんなに少ないならお金を銀行に預けて日本に帰ったら」というある米国人のきつい一言から芽生えました。

○ステッパー(縮小投影露光装置「FPA-5000ES4」)
< http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2001-11/pr_fpa5000as3.html >
 2000年8月、光学技術研究所(宇都宮市)にステッパーの開発を集結、複写機用レンズの設計技術者をステッパー用レンズの設計にあてるなど、優れた技術の融合を試みました。
 ステッパーは歩留まりを高めるまで使いこなすのにノウハウが必要です。半導体産業は線幅100ナノメートル以下の回路を作製する微細加工技術の実用化に挑戦しています。
 ステッパーは写真撮影の原理と同じように、回路原図を露光してシリコン基板に配線パターンを焼き付けるます。水銀ランプの発するg線(波長436ナノメートルが)、次にi線(365ナノメートル)と、これまでは光源から出る光の波長を短くして微細化を達成してきました。現在はさらに波長の短いKrF(フッ化クリプトン、248ナノメートル)エキシマレーザーの光源を使っています。
 ステッパーの市場規模は米調査会社ガードナーグループの調査では世界出荷台数ベースで2000年約1180台(キャノン23.1%)、2001年約820-830台(キャノン35.0%)となっています。
※株式会社ニコン(ステッパーの開発における熱流体解析)
< http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/research.htm >

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