2001年12月5日（水）<第63号>

――――――――――――――――――――――――――■今日の話題(12月05日)■
■バッテリーフォークリフト
フォークリフトには、エンジン式とバッテリー式の２種類がありますが、 大気汚染や工場内の作業環境の問題から、近年はエンジン式からバッテリー 式に移行する動きが目立っています。

特に、食品業界などクリーンな環境が求められる業界では、バッテリー車の需要が 圧倒的に大きくなっています。現在、フォークリフト市場におけるバッテリー式の シェアは43％。ここ10年の間に約10％シェアが拡大しています。今後も、バッテリー 式の需要は拡大していく傾向にあります。

その背景には環境問題以外にランニングコストの問題もあります。エンジン式と バッテリー式を比べると同じ能力のものであれば、バッテリー式の方が高価なの ですが、ガソリン代よりも電気代の方が安いため、長期的に見るとバッテリー式の 方が安くなります。また、バッテリー式にはエンジン式のような変速機がなくシンプル な構造のため、操作が簡単であることも魅力となっています。

■フォークリフト市場
(1)国内生産２年連続減少
(2)国内市場、二桁のマイナス成長
(3)輸出は2.6％の微減
(4)世界市場は50万台強で２％のプラス
(5)2000年度の国内市場は穏やかな回復へ
(6)高機能化進み、物流最前線で活躍
(7)国内市場、トヨタが連続トップ独走

■CAEの適用事例
【フォークリフト用フレーム】
疲労性解析および振動性能改善
溶接部疲労強度解析
　　　↓
　http://www.estech.co.jp/service/abst_Static/paperlist.html
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【1】<TCM>
【2】<豊田自動織機>

<TCM>
【ACROBA-イプシ】
　　　↓
　http://www.japanmetal.com/seihin200104.html#184
　http://www.tcm.co.jp/products/forkl/battery.html
　http://www.hzs.co.jp/hitoto_s/no8/no8_information.htm

<豊田自動織機>
【新型ハイピックリフト】
　　　↓
　http://www.toyota-shokki.co.jp/product_new/hipicklift/index.html
　http://www.toyota-shokki.co.jp/saiyo/ch04/engine/

<IMO>
■Goals
・電気式
・機動性
「熟練度が低くてもすぐに扱える」

■Scenario
・新型エンジンの開発
・電気式チェンジレバーの採用
協調設計作業が可能で、複雑なコンポーネントや大規模なアセンブリを正確に、 最新の技術でモデル化することができるCAD/CAEシステムを利用すれば、製品 開発の期間全体の短縮が可能になります。

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